職場で行われる上司・同僚などによるモラルハラスメント、パワーハラスメント(パワハラ)、職場いじめ、精神的虐待についての解説、体験談、アドバイス等

体の不調なのに、なぜメンタル専門家なのか?

モラル・ハラスメントや人間関係ストレスによって、不眠・生理不順・胃痛・吐気・喘息などの体調不良がある場合には、まずは心療内科やカウンリングなどのメンタル専門機関への相談を強く勧めます

体の不調を抱えていては、モラル・ハラスメントへの抵抗力を維持できません。また、例えば、ストレスによる不眠が続くことによって、頭がぼーっとして集中できず、仕事でのミスを繰り返し、結果として、対象者の攻撃理由を正当化してしまう悪循環を生み出すのです。

ではなぜ、体調不良なのにメンタル専門家の受診がお勧めなのでしょうか?

体調不良であっても、ハラスメント被害者にとっては、内科を受診するというのは間違いなのです。例えば、胃炎の場合、どんなに強い胃薬を服用しても、その胃炎は治まりません。なぜなら、その胃炎の原因はハラスメント/人間関係というストレスであり、そのストレスが解消(軽減)されない限り、その胃炎は解消されないからです
→ 事例: あいさんの場合ようこさんの場合

ストレス軽減には、薬物療法と心理療法があり、医師は精神薬を処方することによって、また、心理カウンセラーは様々な心理療法によって、クライアントのストレス軽減を支援します。

ですから、これまでどんな胃薬でも軽減できなかった胃炎でも、抗不安薬や抗うつ薬などの精神薬が処方されることで、すっと症状が治まることがあります。簡単にいえば、ハラスメントへの過敏反応を、薬が抑えてくれるのです

精神薬の服用には抵抗がある方が多いようですが、早めに服用すればするほど、その効果は高いといえます。最近の精神薬には、常習性(中毒性)はほとんどありませんので、医師の処方の元であれば、安心して服用できます。

それでも、精神薬には抵抗がある場合には、ストレス軽減に真剣に取り組む必要があります。体調不良に陥るほどのストレスを抱える場合、お酒を飲む、友達に相談する、カラオケで歌うなどの「巷のストレス解消法」では、正直、不十分です。

スキルの高い心理カウンセラーの元で本格的な心理療法を受け、きちんとしたストレス対処法を身につけることで、ストレスを上手にコントロールできるようになって欲しいと思います 。

ハラスメントに負けない自分づくりに興味のある方は、関連リンク「ハラスメント脱出コーチング」もご参照ください。

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