・職場に苦手な人がいて、朝、会社に行くのがつらい・・・・
・あの人の顔を見ただけで、何か言われるかとドキドキしてしまう
・自分はいったい、どんな悪いことをしたのだろう・・・
・仕事がうまくこなせず叱られてばかり、自分はダメな人間だと思ってしまう
・なぜ上司はあんなに酷いことを平気でするのだろう?

もしあなたがこんな感じで、職場の人間関係で辛くなってしまっているとしたら、それはモラルハラスメントが原因かもしれません。

職場のモラルハラスメントとは、静かに・じわじわと・陰湿に行われる精神的ないじめ・嫌がらせです。大人げない態度や、きつい言い方であっても、一見、指導などの形態でなされるモラルハラスメント。

周囲はもちろん、言われている本人も、それが「ハラスメント」とは気づかず、その本人が悪いと感じていることが少なくありません。

ひとつひとつの行為自体は、他人から見ると微妙なもので、本人がどんなにつらくても、「気にしすぎ」「自分の性格の問題」等々、周囲にその感情を理解してもらえないところが、このモラルハラスメントの難しいところです。

あなたは、職場で下記のような言動で苦しんでいませんか?

言葉の例

●人格・能力を否定する言葉を使う
(例:「生きている価値がない」「何をやってもダメなヤツだ!」)

●コンプレックスを持っている弱点・欠点をあげつらう
(例:「デブ」、「ハゲ」、「メタボ」)

●聞こえよがしに嫌味を言う
(例:「自分の仕事もできないのに、人の世話を焼いているヤツがいるよ」)

●家族を非難する
(例:「おまえの親なら、どうせろくでなしだろう」)

●退職を促す
(例:「イヤだったら、いつでも辞めていいぞ」「まだ会社にいる気か?」)

態度の例

  • 罵声をあびせる
  • あいさつや会話をしない(無視)
  • 肩を突く、胸ぐらをつかむ
  • 目の前でヒソヒソ話をする
  • 書類や物をなげつける
  • 舌打ち・鼻を鳴らす
  • 執拗な注意・叱責をする
  • 悪い噂を流す
  • 人前で土下座させる
  • 仕事を取り上げる、新しい仕事を与えない
  • 不正行為を強要する
  • 必要な備品を与えない
  • 宴会や旅行などへの出席を強いる
  • 昇進を妨害する

これらはモラルハラスメントで見られる典型的な攻撃例の一部です。実際には、これだけの情報では判断しきれませんが、もし、継続的にこのような言動を受けているなら、あなたは、「モラルハラスメント」に苦しんでいるのかもしれません。

このウェブサイトでは、職場で行われるモラルハラスメントの概略、分析とともに、ハラスメントから自分を守る心理的対処法についての情報を提供していきます。労働問題や法律上の対策は、当サイトの意図ではありません。モラルハラスメント対策の第一歩は、それを正しく理解することです。

正しい理解がなければ、適切な対処法がみえてきません。

 

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  1. モラルハラスメントとは
  2. モラルハラスメントの言動の例
  3. モラルハラスメントの影響
  4. モラルハラスメントでないもの
  5. 「無礼の連鎖」のケース