職場で行われる上司・同僚などによるモラルハラスメント、パワーハラスメント(パワハラ)、職場いじめ、精神的虐待についての解説、体験談、アドバイス等

ハラスメント加害者タイプ ~ 自己愛型

歪んだ自己愛性格(ナルシシズム)に基づくものこそ、純粋なモラル・ハラスメントと呼ばれるものであり、その影響の深刻度は高いといえます。

自己愛とは、平たくいうと「関心や注意が自分自身にのみ向かうこと」であり、その自己愛が誇大妄想・管理主義・被害妄想のような歪んだ形になると、執拗に、一部の人間を攻撃したり、周りの人間に多大な迷惑をかけたりし、部下や被害者を、続々と退職やメンタル休職に追い込むようになります。

一般的特徴

● 自分自身は質的に他者より優れていると感じている
● 他者を貶めることで、この優越性を維持し補強する
● 自分自身は特別な存在と考えているので、他者の権利や欲求に関心がない
● 他者を上手く利用すること、周りがどれだけ自分に貢献してくれるのかだけを
基準に考えている
● 部下にはハイレベルな達成を要求するが、その達成に必要な支援などは
ほとんどしない
● 自分の行為が問題であるとは認識しない。また、よしんば認識したとしても、
その行為が他人に対してどんなに有害なインパクトを与えるのかについて、
ほとんど関心を示さない
● 同僚や部下には威張り散らすのに、上司の前では急にこびへつらう
しかし、上司が去った後は、けなす。
● 自分の味方になってくれる上司だけを偶像化する
● ほんの少数の部下だけを信頼し、忠誠心を持ち続けてもらうために
彼らのニーズを満たし、その代わりに完全なる献身を要求する

自己愛型は、何よりも、自分の自尊心を守ることに固執しています。その自尊心を守る方法は、タイプによって、賞賛を得ることであったり、管理を徹底することであったり、相手を攻撃することであったりします。(「誇大妄想型」「徹底管理型」「被害妄想型」)

自己愛は、深く人格に根付いているものであり、本物の自己愛人間によるハラスメント行動は、一般的な研修等では変容を期待することができません。相手を刺激しないこと、また、相手との係わり合いを最小限に抑えることが、もっともてっとり早い対策となります。

相手の異動・退職の見込みがない場合は、自分自身の異動・転職も視野に含めることが必要ですが、そういった動きが難しい場合は、いかにハラスメントを受け流すか、自身のメンタルを鍛えるしかありません。

いずれにしても、この自己愛型によるハラスメントは、本人にとっては、相手を傷つけているという認識がないために、ハラスメント行為が繰り返される傾向があり、そのダメージは大変大きいものがあります。耐えるだけでなく、是非、周囲や専門家の力を借りて、早期に対応を図ることが大切となります。

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自己愛型は、さらに「誇大妄想型」「徹底管理型」「被害妄想型」に分けられ、それぞれのタイプによって対応方法が異なります。

上記の一般的な特徴リストに目を通すと、あなたを苦しめる相手は、自己愛にバッチリ該当するように思えるかもしれません。しかし、管理人の経験では、純粋な自己愛型は、実際にはそれほど多くはありません。

なぜなら、多くのひとはも、状況次第で、とても自己愛的になってしまうもので、それは人格に根付いた自己愛ではないのです。対象者の自己愛が、「人格に根付いたものか、状況によるものかどうか?」は、様々な状況をじっくりとヒアリングしたうえでしか、判断できません。

加害者タイプを理解することは、今後の対応策を選択する上で、とても大切なプロセスです。

本物の自己愛型であれば、異動や退職が一番の選択肢になります。そうでなければ、まだ働きかける方法はいくつかあるのです。

本物の自己愛かどうかは、モラハラ診断&メールサポート(現在準備中)や、モラハラ個別相談で診断することができますのでご利用ください。

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