医師や看護師の離職や休職を予防し、皆が成長できる病棟づくりのために

千葉大学病院での講演報告

2011年11月に実施。対象は約80名の師長・副師長。それまで千葉大学では、ハラスメント研修を実施するさいには、学内講師(多くは教育学部の先生)にお願いすることが多かったそうですが、今回、病院での研修経験がある外部講師に依頼することにしたそうです。

大学病院では、できる看護師が、新人や若手を必要以上に厳しく指導し、追い込んでしまう、といったことが起こりがちです。有能な看護師にしてみれば、当たり前のことを指導しているつもりなのに、部下はそれについてこれず、いじめ・ハラスメントと感じてしまう。

こういった状況に、指導とハラスメントの境界線をどう判断したら良いのか?本人やまわりの人間は、どう向き合っていくべきなのか?

そして、自分が管理者としてハラスメントをしないようにするには、何をしたらよいのか?といったことをお話をさせて頂きました。

<実施後の担当者からの報告メール>

回収しましたアンケートに簡単に目を通してみました。

「モラル・ハラスメントについて知ることができた」
「自分の行動を振り返るきっかけとなった」
「呼吸法を取り入れたい」
「自分が過去に受けたのはモラハラだったと気付いた」
「現在、モラハラを受けているスタッフがいることに気付いた」

かなり気になる内容まで様々でしたが、殆どが有意義な研修だったと回答していました。また、講義時間に関しては、短すぎる、この内容であればもっと長くして詳しく知りたい、という意見が大多数でした。

多くの管理者がモラハラに関心を持てたということは、今後のスタッフ育成や職場風土にも良い影響が生じてくるのではないかと期待したいところです。先生に御講演頂き本当に良かったと感謝申し上げます。

 

講演は好評だったようで、翌月には、病院スタッフ向けのハラスメント講演の講師依頼も頂き、2カ月連続で実施させて頂きました。

また、看護師のメンタルヘルス・離職対策として、今後、呼吸法などのストレス対処法についての研修やワークショップを開催について協議中です。