辛いモラハラの客観的理解と解決策

純粋なモラル・ハラスメントとは?

モラル・ハラスメントという言葉の提唱者であるイルゴイエンヌも、この純粋なモラル・ハラスメントこそ、もっとも残酷で、悲惨な結果を生み出しやすいモラル・ハラスメントとしています。

「純粋なモラル・ハラスメント」とは、強い自己愛性格を持つ人間(夫・親・姑)によって、相手(妻・子・嫁)を自分の思うとおりにするための、言葉や態度による支配行動といえるものです。あなたが「純粋なモラル・ハラスメント」の被害者で、精神的に追い詰められていると感じているのであれば、今すぐ、相手からの支配行動から逃れるために、しかるべき支援施設や団体に駆け込んでください。

この純粋なモラル・ハラスメントの加害者は、極度の自己愛性格を持っています。イルゴイエンヌは「自己愛変質者」とまで言っています。

betsujinこの自己愛人間は、自分は偉く、自分が常に正しいという、妄想的な観念に支配されています。自己愛の発達は、子供の頃の親からの教育に大きく影響されるとされていますが、遺伝や、青年期の過ごし方も、影響を受けます。

シドニー・シェルダンの「私は別人」という小説に、その主人公が、親からのでき愛教育によって、この自己愛が発達していく過程が簡潔にわかりやすく書かれています。また、それを夫婦間に持ち込んだことの悲劇も書かれています。

また、弁護士でもあり、作家でもある荘司雅彦氏の、「小説 離婚裁判<モラル・ハラスメントからの脱出> (講談社文庫) 」に出てくるエリート官僚による、妻へのモラル・ハラスメントも、この「純粋なモラル・ハラスメント」です。

純粋なモラル・ハラスメントの判定チェックリストも作りましたので、こちらも参考ください。

しかし、実際に夫婦関係のモラル・ハラスメント相談を受けていると、正直、この純粋なモラル・ハラスメントは、それほど多くはなく、実際は、次の「悪意なきモラル・ハラスメント」が多いというのが正直な感想です。

>> 悪意なきモラル・ハラスメント

>> 純粋なモラル・ハラスメントの判定チェックリスト



お申し込み"

日経ビジネスマネジメント

読売ウィークリー